この規則は、学校規約に基づき、ピッツバーグ日本語補習授業校(以下、補習校という)の管理運営を行うために設けられたピッツバーグ日本語補習授業校運営委員会(以下、運営委員会という)の円滑な運営を図るために必要な事項を定めるものとする。
運営委員会は、学校規約により規定された委員によって構成され、補習校の適切な管理運営のために、以下の役員を置く。なお、複数の役員を兼務することができる。
また、運営委員数その他の事情によって役員を置かない場合、当該役員の職務・責務の分担は、附則に従う。
- 運営委員長
- 運営副委員長
- 財務担当
- 書記担当
- 広報担当
- 総務担当
- 渉外担当
補習校規約に則り、前条の規定に従って各役員の職務内容および責務を以下のように定める。また、補習校の円滑な運営を図るために、授業日毎に担当責任者を定める。各役員は、職務上知り得た情報の管理については細心の注意を払い、秘密を運営委員以外の他に漏らしてはならない。
- 補習校運営の総括的な責任を負い、対外的な代表者となる。
- 学校名義での各種証明、証文、債権、契約書またはその他の、運営委員会が承認した文書に調印する。
- 運営委員会を招集し議長を務める。
- 円滑な補習校運営のため、校長との密接な連携を図る。
- 諸規定の内容を管理し、補習校規約に基づいて必要な改変を行う。
- 補習校運営上の課題・問題点の把握に努め、施策実行のため、運営委員、各実行委員会、図書委員会、事務員の業務状況を把握し調整する。
- 対外的な各種会議に参加し、現地借用校および他補習校等との連携を図る。
- 健全な補習校の維持継続のため、中長期的な視野に立った意思決定を行う。
- 補習校が雇用する人員の任免に関わり、応募者との面接を行い、雇用関係書類の締結・整備を行う。
- 運営委員長の職務を補佐し、補習校運営上の課題を整理する。
- 運営委員長に事故があるときはその職務を代理し、運営委員長が欠けたときはその職務を行う。
- 運営委員会から指示のある特命事項について特別委員会を主宰し、問題の整理と課題の解決に努める。
- 補習校会計に係る入出金の管理を行う。
- 予算・決算案を作成し、財務を管理する。
- 企業への賛助金に関わる活動を企画し、事務を管理する。
- 補習校資金の有効活用法を運営委員会へ提案し、実施する。
- 財務状況につき定期的に運営委員会に報告し、適正な収支規定および額の見直しを行う。
- 国内外への送金手配を行う。
- 運営委員会による決定のすべてを、所定の記録帳に記載する。
- 保護者総会の議事録作成を行う。
- 委員会開催通知が手続き通りであるか、さらに記録や報告書が法律の定める所に従って適切に保管されているかを確認する。
- 本校印保管の責任を持つ。
- 補習校広報誌の編集と発行を行う。
- 補習校ホームページの管理運営を行う。
- 保護者輪番による学校当番の割り振りを行い、公示する。
- 補習校各委員会等、ボランティアの割り振りを行い、公示する。
- 運営委員選挙管理委員として、運営委員選挙の選挙事務にあたる。
- 保護者総会において議長立候補者なき場合には、議長を務め、議事の円滑な進行を行う。
- 他の運営委員担当あるいは専決事項を除き、対外交渉・折衝の全般を行う。
- 借用校を含む現地校との良好な関係維持を図り、必要に応じ交流事業を検討・調整する。
- 校舎借用契約およびそれに伴い必要な学校保険の交渉および締結を行う。
本規則の改定には,運営委員会の承認を必要とする。
- この運営委員会規則は,2005年4月1日から施行する。
- 書記の職務・責務(第3条第4項)は、それぞれ、以下の役員および校長が当分の間担うものとする。
- (第4項1号2号および3号:運営副委員長、第4項4号:校長)
- 本規則(第3条)は、2008年3月9日に改定され、即日施行する。
- 2017年12月17日に一部改正し施行する。